About ~カウンセラーについて~

梶野 純代(かじの すみよ)・・・岐阜県各務原市出身。

 

私はカラーセラピスト・カラーカウンセラーにたどり着くまで、実に様々な経験をしてきました。

人生には時として、自分の思い通りにはならず、どうしようもできないこと・・・というのが起こります。その出来事が、それまで生きてきた自分の物差しでは測りきれず、自分自身を大きく揺るがしてしまう。でも、様々な人や事柄から力をもらい、1つずつ受け入れていくうちに新しいステージにいた、ということは経験がある方も多いと思います。

 

私にとって大きな転機となったのは、2つの大きな「挫折」でした。

その2つともが、それまでの自分では予想すらせず、また実際に起こったらなかなかその事実を受け入れられなくて何度も逃避したくなりました。

どちらかと言えば、優等生で育ってきた私にとっては、何より劣等感を感じ、それまで生きてきた日々を否定するような現実。自分が不甲斐なくて、夜になるたび声を殺し泣いた日々がありました。

 

そんな私を支えてくれたのは、幼少時からいつもそばにあった「音楽」の世界とその仲間たち、そしてたくさんの友人たちでした。

仕事でストレスを貯めても、人間関係に悩んでいても、変わらずずっとそこにある、楽器仲間との合奏練習と友人たちとのたわいない時間。ふり返れば、こうやって歩いてこれたのは、いつも誰かの存在に支えられてきたから・・・それを実感した時には「感謝」しかありませんでした。自分が今までもらった分、大切な誰かのために何かしてあげたい。また、その人たちの喜ぶ顔を見ることが、何より幸せを感じる瞬間になっていくことに気がつきました。自分に何ができるだろうか・・・?

色に出会ったのは、そんな時でした。当時の知人がカラーセラピーを教えてくれて、色を扱う職業に興味を持ったのです。「色の仕組み」よりも「それぞれの色に意味があること」そして、それが人の心に及ぼす影響について知りたくなり、その世界に飛び込みました。当たり前にあった色を意識することによって、見えていた世界は変わり、「カラーボトル」を見ているだけでほんのりシアワセになってパワーが湧いてくる、という経験をしました。「色」というツールを使って、自分自身の心の状態を分析し向かい合うことで、物事を客観的に第三者的に、フラットな状態で見ることができるようになり、そのように捉えられれば楽になる、といった感覚をつかみ、気持ちに余裕さえできるようになりました。

 

この感覚を伝えることができたら、今より少しでも楽に生きれる人が増えるのかもしれない。今後、自分がもらったたくさんの想いに報いるためすべきことは、これなのではないか・・・

私がどん底の時に「光」をくれた人たちのため、今度は自分がその「光」に、またみんなにもそれぞれの大切な人たちにとっての「光」となってもらいたい。また、それぞれの色を見つけそれを輝かせることは、その人自身の人生を輝かせることそのものであり、関わってくれた人全てにそんな未来を見つけてほしい。

 

私が今、使命感のようなものを感じながら、このような新しいステージに踏み出せたのは、「光」である大切な人たちと、気持ちを癒しパワーをくれる「色」、そしていつも変わらず寄り添い存在してくれている「音楽」 そのおかげなのです。

 

この3つをつなげていくこと・・・

 

そしてそれをツールとし、関わってくれた人たちみんなが、毎日ワクワク楽しく、充実して輝いていける人生を一緒に探していきたい!そう願っています。